(2018/11/15)
ジャパンリアルエステイト投資法人が、第34期(2018年9月期)決算を発表した。 第34期は、投資口の追加発行を行い「新宿フロントタワー」を取得する一方、「リットシティビル」を一部売却した。これによる賃貸収益の増加、物件売却益270百万円が寄与し、前期比8%増益。物件売却益のうち120百万円を内部留保とし、投資口数が5.8%増加するも、1口当たり分配金は9,495円と前期を1.7%上回った。 期末のポートフォリオは71物件、資産規模(取得額合計)は1兆146億円、有利子負債比率は40.2%。 第35期(2019年3月期)は、前期の物件売却益がなくなるため、前期比0.3%減益を見込むが、1口当たり分配金は9,550円と、内部留保を行った前期に対し0.6%上回る見通し。 第36期(2019年9月期)は、固都税が増加するが、テナント入替えや賃料増額改定により、前期予想比0.7%増益を見込み、1口当たり分配金は9,620円となる見通し。 マーケット賃料の上昇に伴い、賃料ギャップが拡大していることから、今後も増額改定が進む見通し。
第34期実績 | 第35期予想 | 前期比 | 第36期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 33,066百万円 | 32,830百万円 | ▲0.7% | 33,190百万円 | 1.1% |
当期利益 | 13,273百万円 | 13,230百万円 | ▲0.3% | 13,320百万円 | 0.7% |
分配金総額 | 13,152百万円 | 13,230百万円 | 0.6% | 13,320百万円 | 0.7% |
1口当たり分配金 | 9,495円 | 9,550円 | 0.6% | 9,620円 | 0.7% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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