(2024/04/19)
オリックス不動産投資法人が、第44期(2024年2月期)決算を発表した。 第44期は、「新横浜スクエアビル」等2物件を取得、「シーフォートスクエア」等3物件を売却した。賃貸収入の増加、物件売却益の増加、物件売却損の減少により、前期比46%増益。770百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は3,902円と前期比4.2%増となった。 期末のポートフォリオは111物件、資産規模(取得額合計)は6,961億円、有利子負債比率は43.0%。 第45期(2024年8月期)は、「サンマリオンタワー」等7物件を取得、「MG白金台ビル」等2物件を売却する。前期の物件売却損がなくなるが、売却益の減少や水道光熱費の増加により、前期比6.8%減益を見込む。485百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は3,720円と前期比4.7%減となる見通し。 第46期(2025年2月期)は、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比4.3%減益を見込む。内部留保より83百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,760円と前期予想比1.1%増となる見通し。 1口当たり分配金3,700円からの安定成長を目指す方針。
第44期実績 | 第45期予想 | 前期比 | 第46期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 28,804百万円 | 25,831百万円 | ▲10.3% | 25,199百万円 | ▲2.4% |
当期利益 | 11,539百万円 | 10,753百万円 | ▲6.8% | 10,294百万円 | ▲4.3% |
分配金総額 | 10,769百万円 | 10,268百万円 | ▲4.7% | 10,379百万円 | 1.1% |
1口当たり分配金 | 3,902円 | 3,720円 | ▲4.7% | 3,760円 | 1.1% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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