(2024/10/21)
オリックス不動産投資法人が、第45期(2024年8月期)決算を発表した。 第45期は、「サンマリオンタワー」等8物件を取得する一方、「MG白金台」等2物件を売却した。ホテルやオフィスを中心に賃貸収入が増加したが、物件売却益の減少により、前期比0.3%減益。963百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は3,820円と前期比2.1%減となった。 期末のポートフォリオは117物件、資産規模(取得額合計)は7,229億円、有利子負債比率は43.4%。 第46期(2025年2月期)は、「天神ノースフロントビル」の25%を追加取得する。猛暑の影響に伴うホテルの賃貸収入の減少、また前期の物件売却益がなくなること等により、前期比7.9%減益を見込む。内部留保より111百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,880円と前期比1.6%増となる見通し。 第47期(2025年8月期)は、「天神ノースフロントビル」の20%を追加取得する。ホテルの賃料収入の回復により、前期予想比2.9%増益を見込み、1口当たり分配金は3,950円と前期予想比1.8%増となる見通し。 今後の目標は、第45期の1口当たり分配金3,820円を起点として、年率3%以上の成長を目指す。
第45期実績 | 第46期予想 | 前期比 | 第47期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 26,209百万円 | 25,516百万円 | ▲2.6% | 26,228百万円 | 2.8% |
当期利益 | 11,506百万円 | 10,596百万円 | ▲7.9% | 10,902百万円 | 2.9% |
分配金総額 | 10,543百万円 | 10,709百万円 | 1.6% | 10,902百万円 | 1.8% |
1口当たり分配金 | 3,820円 | 3,880円 | 1.6% | 3,950円 | 1.8% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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