(2017/02/14)
日本プライムリアルティ投資法人が、第30期(平成28年12月期)決算を発表した。 第30期は「GINZA GATES」「FUNDES水道橋」を取得、「JPR代官山ビル」を売却した。JPR代官山ビルの売却損300百万円が発生するも、新規物件の賃貸収益や既存物件の解約違約金収入の増加が寄与し、前期比4.3%増益、1口当たり分配金は7,048円となった。 期末のポートフォリオは63物件、資産規模(取得額合計)は4,214億円、有利子負債比率は43.7%。 第31期(平成29年6月期)は、投資口の追加発行を行い「東京スクエアガーデン」を取得、「福岡ビル」「JPR博多中央ビル」を売却する。前期の物件売却損がなくなる一方、前期及び当期取得物件の賃貸収益、2物件売却による売却益209百万円が寄与し、前期比10.5%増益を見込む。物件売却益を内部留保するが、投資口数が5.7%増加するも1口当たり分配金は7,140円と前期を1.3%上回る見通し。 第32期(平成29年12月期)は、東京スクエアガーデンが通期寄与する一方、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比2.3%減益を見込む。1口当たり分配金は7,200円と前期予想を0.8%上回る見通し。 有利子負債比率は第31期末及び第32期末ともに40.7%に低下を見込む。
第30期実績 | 第31期予想 | 前期比 | 第32期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 15,105百万円 | 15,106百万円 | 0.0% | 15,000百万円 | ▲0.7% |
当期利益 | 6,152百万円 | 6,800百万円 | 10.5% | 6,646百万円 | ▲2.3% |
分配金総額 | 6,152百万円 | 6,591百万円 | 7.1% | 6,646百万円 | 0.8% |
1口当たり分配金 | 7,048円 | 7,140円 | 1.3% | 7,200円 | 0.8% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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