(2017/09/13)
東急リアル・エステート投資法人が、第28期(平成29年7月期)決算を発表した。 第28期における物件取得はなし。前期の物件売却益及び売却した物件の賃貸収益がなくなったため、前期比20%減益。内部留保より234百万円を取崩すが、1口当たり分配金は2,650円と、前期を3.5%下回った。 期末のポートフォリオ28物件、資産規模(取得額合計)は2,223億円、有利子負債比率は42.6%。 第29期(平成30年1月期)は、東急虎ノ門ビルで大型テナントの退去が発生するが、世田谷ビジネススクエアの稼働率上昇やフリーレント解消、その他の物件の賃料増額改定が寄与し、前期比3.9%増益を見込む。内部留保より143百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,650円と前期と同額となる見通し。 第30期(平成30年7月期)は、世田谷ビジネススクエア等の増収により前期予想比5.9%増益を見込む。内部留保を活用せずに1口当たり分配金は2,650円となる見通し。
第28期実績 | 第29期予想 | 前期比 | 第30期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 6,919百万円 | 7,022百万円 | 1.5% | 7,075百万円 | 0.8% |
当期利益 | 2,355百万円 | 2,446百万円 | 3.9% | 2,590百万円 | 5.9% |
分配金総額 | 2,590百万円 | 2,590百万円 | 0.0% | 2,590百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 2,650円 | 2,650円 | 0.0% | 2,650円 | 0.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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