(2023/09/14)
東急リアル・エステート投資法人が、第40期(2023年7月期)決算を発表した。 第40期は、「東京日産台東ビル」の30%持分を売却した。オフィスの稼働が改善し、ポートフォリオ全体の期中平均稼働率は98.2%と前期より4.2ポイント上昇。 前期に取得した二子玉川ライズが通期寄与する一方、物件売却益の減少により、前期比38%減益。差引き594百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は3,750円と前期比7.2%減となった。 期末のポートフォリオは31物件、資産規模(取得額合計)は2,463億円、有利子負債比率は43.3%。 第41期(2024年1月期)は、「東京日産台東ビル」の30%持分を追加売却する。既存物件の増収により、前期比1.0%増益を見込む。差引き636百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は3,750円と前期と同額となる見通し。 第42期(2024年7月期)は、「東京日産台東ビル」の40%残持分を売却する。修繕費や固都税が増加するが、物件売却益の増加により、前期予想比3.8%増益を見込む。差引き800百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は3,750円と変わらない見通し。 引き続き当面の1口当たり分配金の下限を3,400円に設定し、下回る場合は内部留保を活用する。
第40期実績 | 第41期予想 | 前期比 | 第42期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 8,924百万円 | 9,011百万円 | 1.0% | 9,352百万円 | 3.8% |
当期利益 | 4,260百万円 | 4,302百万円 | 1.0% | 4,465百万円 | 3.8% |
分配金総額 | 3,666百万円 | 3,666百万円 | 0.0% | 3,666百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 3,750円 | 3,750円 | 0.0% | 3,750円 | 0.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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