(2017/07/18)
平和不動産リート投資法人が、第31期(平成29年5月期)決算を発表した。 第31期は、「アクロス新川ビル」等4物件を取得する一方「HF中目黒ビルディング」を売却した。4物件取得や既存物件の稼働率上昇により賃貸収益が増加。更に前期の物件売却損や減損損失がなくなったため、前期比84.9%増益。一時差異等調整積立金より40百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,017円と前期を7.1%上回った。 期末のポートフォリオは100物件、資産規模(取得額合計)は1,666億円、有利子負債比率は44.4%。 第32期(平成29年11月期)は、前期に取得した物件の通期稼働や、既存物件の賃料増額が寄与し、前期比0.4%増益を見込む。一時差異等調整積立金より40百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,025円となる見通し。 第33期(平成30年5月期)は、オフィスビルの減収を見込む一方、レジデンスの増収により、1口当たり分配金は2,025円となる見通し。 中期的な目標として、1口当たり分配金2,250円、資産規模2,000億円を掲げる。
第31期実績 | 第32期予想 | 前期比 | 第33期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 5,827百万円 | 5,874百万円 | 0.8% | 5,880百万円 | 0.1% |
当期利益 | 2,007百万円 | 2,015百万円 | 0.4% | 2,014百万円 | ▲0.0% |
分配金総額 | 2,046百万円 | 2,055百万円 | 0.4% | 2,055百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 2,017円 | 2,025円 | 0.4% | 2,025円 | 0.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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