(2015/10/26)
いちごオフィスリート投資法人が、第21期(平成28年4月期)及び第22期(平成28年10月期)業績予想を発表した。第21期は、管理費や減価償却費の増加等により営業利益ベースでは前期予想比マイナスを想定するが、融資関連費用の大幅減少により、当期純利益ベースで前期予想比19%増益を見込む。内部留保より260百万円を取り崩し、1口当たり分配金は1,720円と前期予想を3.0%上回る見通し。第22期は、前期予想比5.7%増益を見込む。平成27年度税制改正により負ののれんの取扱いが変更となったことに伴い、第22期より一期当たり最低200億円の取り崩しを行う方針とした。この方針に従い内部留保より200億円を取り崩し、1口当たり分配金は1,760円と前期予想を2.3%上回る見通し。なお、9月にオフィスビル特化型へ規約を変更した際、中期的な目標として、1口当たり分配金2,000円、資産規模約2,300億円、格付Aの3点を公表。
第21期予想 | (第20期予想) | 増減率 | |
営業収益 | 6,346百万円 | 6,175百万円 | 2.8% |
当期利益 | 2,175百万円 | 1,828百万円 | 19.0% |
分配金総額 | 2,436百万円 | 2,371百万円 | 2.7% |
1口当たり分配金 | 1,720円 | 1,670円 | 3.0% |
第22期予想 | (第21期予想) | 増減率 | |
営業収益 | 6,472百万円 | 6,346百万円 | 2.0% |
当期利益 | 2,300百万円 | 2,175百万円 | 5.7% |
分配金総額 | 2,499百万円 | 2,436百万円 | 2.6% |
1口当たり分配金 | 1,760円 | 1,720百万円 | 2.3% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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