(2008/05/14)
DAオフィス投資法人(DAO)が第三者割当増資を行う。割当先はDAOのスポンサーであるダヴィンチ・アドバイザーズの100%子会社。割当口数は138,905口。これにより発行後の投資口数は67%増の343,905口となる。発行価額は431,949円。調達資金600億円は、借入金の返済に充当し、有利子負債比率を低下させる。DAOによれば、08年返済予定の有利子負債残高は1,000億円となるが、特に外資系金融機関の融資姿勢が厳しくなり、再調達に伴うコストを鑑みた結果、第三者割当増資が適切であると判断。併せて、物件売却を発表。売却先はケネディクス。売却額と簿価の差額は15.7億円となり、売却益は第6期(平成20年11月期)に計上される。これに伴い、第6期業績予想を修正。物件売却益を計上し62%増益なるも、投資口数の増加により1口当たり分配金は14,232円となる見通し。なお、試算値ながら第7期(平成21年5月期)1口当たり分配金も公表。物件売却を行わない場合には、9,000円程度になる見通しとしている。
物件名称 | ダヴィンチ三田 | ||
所在地 | 東京都港区芝 | ||
売却額 | 4,760,000,000円 | ||
簿価 (平成20年3月末) |
3,187,424,300円 | ||
差額 (売却額-簿価) |
1,572,575,700円 | ||
売却先 | ケネディクス(株) | ||
第6期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 11,039百万円 | 9,762百万円 | 13.1% |
当期利益 | 4,894百万円 | 3,014百万円 | 62.4% |
分配金(/1口) | 14,232円 | 14,706円 | ▲3.2% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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