(2016/01/20)
大和証券オフィス投資法人が、第20期(平成27年11月期)決算を発表した。第20期は、期初に投資口の追加発行を行い、「リバーゲート」等オフィスビル3棟を取得。前期の物件売却益がなくなるが、賃貸収益の増加により前期比16.3%増益。投資口数が9.8%増加するも、1口当たり分配金は9,688円と前期を6%上回った。期末のポートフォリオは50棟、資産規模(取得額合計)は4,458億円、有利子負債比率は41.7%。第21期(平成28年5月期)は、修繕費の増加等により営業利益ベースでは前期比0.8%減益を見込むが、前期の投資口発行費用がなくなるため、当期純利益は1.7%増益、1口当たり分配金は9,850円となる見通し。続く第22期(平成28年11月期)は、テナント退去による稼働率の低下や固都税の増加を見込むが、既存物件の賃貸収益の増加により前期予想比0.5%増益、1口当たり分配金は9,900円となる見通し。
第20期実績 | 第21期予想 | 前期比 | 第22期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 11,837百万円 | 11,922百万円 | 0.7% | 12,132百万円 | 1.8% |
当期利益 | 4,688百万円 | 4,767百万円 | 1.7% | 4,791百万円 | 0.5% |
1口当たり分配金 | 9,688円 | 9,850円 | 1.7% | 9,900円 | 0.5% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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