(2023/07/19)
阪急阪神リート投資法人が、第36期(2023年5月期)決算を発表した。 第36期は、「H-CUBE KITAAOYAMA」「H-CUBE MINAMIAOYAMA Ⅱ」を取得した。修繕費が増加する一方、新規物件の収益、ホテルや都市型商業施設の変動賃料が寄与し、前期比0.8%増益、1口当たり分配金は3,043円となった。 期末のポートフォリオは34物件、資産規模(取得額合計)は1,735億円、有利子負債比率は45.8%。 第37期(2023年11月期)は、ホテルの変動賃料が増加、また水道光熱費収支が改善する一方、固都税や修繕費の増加等により、前期比3.7%減益を見込み、1口当たり分配金は2,930円となる見通し。 第38期(2024年5月期)は、阪急電鉄本社ビルの賃料増額が寄与する一方、デューク阪急山田のリニューアル工事に伴う空室発生により前期予想比3.6%減益を見込む。内部留保より73百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,930円と前期予想と同額となる見通し。 引き続き、1口当たり分配金3,100円と資産規模2,000億円を目指す。
第36期実績 | 第37期予想 | 前期比 | 第38期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 5,823百万円 | 5,894百万円 | 1.2% | 5,844百万円 | ▲0.8% |
当期利益 | 2,115百万円 | 2,036百万円 | ▲3.7% | 1,963百万円 | ▲3.6% |
分配金総額 | 2,115百万円 | 2,036百万円 | ▲3.7% | 2,036百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 3,043円 | 2,930円 | ▲3.7% | 2,930円 | 0.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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