(2024/07/19)
阪急阪神リート投資法人が、第38期(2024年5月期)決算を発表した。 第38期は、「ホームセンターコーナン堺高須店」の底地を取得した。新規物件の収益、都市型商業施設やホテルの変動賃料が寄与し、前期比増収となったが、修繕費、固都税、支払利息等の増加により、前期比1.8%減益。内部留保より20百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,030円となった。 期末のポートフォリオは35物件、資産規模(取得額合計)は1,800億円、有利子負債比率は47.6%。 第39期(2024年11月期)は、汐留イーストサイドビルの稼働低下、リーシング費用の増加が発生するが、新規物件の通期稼働、デュー阪急山田のリニューアル・テナント入替えによる収益増加等により、前期比3.3%増益を見込み、1口当たり分配金は3,100円となる見通し。 第40期(2025年5月期)は、汐留イーストサイドビルの稼働低下、都市型商業施設の違約金収入の反動減が発生するが、修繕費やリーシング費用の減少により、当期利益は前期と同水準を見込み、1口当たり分配金は3,100円となる見通し。 中期目標であった1口当たり分配金3,100円の目処が付いたことから、今後の成長戦略を2025年1月頃に公表する予定。
第38期実績 | 第39期予想 | 前期比 | 第40期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 5,933百万円 | 6,184百万円 | 4.2% | 6,047百万円 | ▲2.2% |
当期利益 | 2,086百万円 | 2,155百万円 | 3.3% | 2,155百万円 | 0.0% |
分配金総額 | 2,106百万円 | 2,155百万円 | 2.3% | 2,155百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 3,030円 | 3,100円 | 2.3% | 3,100円 | 0.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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