(2024/01/24)
阪急阪神リート投資法人が、第37期(2023年11月期)決算を発表した。 第37期における物件取得はなし。ホテル及び都市型業業施設の変動賃料増加、水道光熱費収支の改善等により、前期比0.4%増益、1口当たり分配金は3,056円となった。 期末のポートフォリオは34物件、資産規模(取得額合計)は1,760億円、有利子負債比率は45.6%。 併せて「ホームセンターコーナン堺高須店」の敷地を取得することを発表した。取得額は65億円。売主は住友商事。 第38期(2024年5月期)は、新規物件の収益、阪急電鉄本社ビルの賃料増額、ホテル及び都市型商業施設の変動賃料増加が寄与するが、デュー阪急山田のリニューアル工事に伴う空室発生や修繕費の増加により、前期比4.0%減益を見込む。内部留保より68百万円を取り崩すも、1口当たり分配金は3,030円と0.9%減となる見通し。 第39期(2024年11月期)は、汐留イーストサイドビルのテナント退去を想定する一方、デュー阪急山田のテナント入替えに伴う増収により、前期予想比3.7%増益を見込み、1口当たり分配金は3,040円となる見通し。 引き続き、1口当たり分配金3,100円と資産規模2,000億円を目指す。
第37期実績 | 第38期予想 | 前期比 | 第39期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 5,899百万円 | 5,917百万円 | 0.3% | 6,101百万円 | 3.1% |
当期利益 | 2,124百万円 | 2,038百万円 | ▲4.0% | 2,113百万円 | 3.7% |
分配金総額 | 2,124百万円 | 2,106百万円 | ▲0.8% | 2,113百万円 | 0.3% |
1口当たり分配金 | 3,056円 | 3,030円 | ▲0.9% | 3,040円 | 0.3% |
<取得> | |||||
物件名称 | ホームセンターコーナン堺高須店(敷地) | ||||
所在地 | 大阪府堺市堺区高須町 | ||||
取得金額 | 6,500百万円 | ||||
鑑定NOI利回り | 3.2% | ||||
割引率 | 3.9% | ||||
竣工時期 | - | ||||
取得日 | 2024年3月27日 | ||||
売主 | 住友商事(株) |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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