(2021/06/15)
スターツプロシード投資法人が、第31期(2021年4月期)決算を発表した。 第31期は、「プロシード流山おおたかの森」を取得、「プロシード八千代緑ヶ丘Ⅰ」等2物件を売却した。物件売却益の減少、広告宣伝費の増加等により前期比15%減益となり、1口当たり分配金は4,663円となった。 期末のポートフォリオは106物件、資産規模(取得額合計)は882億円、有利子負債比率は50.6%。 第32期(2021年10月期)は、広告宣伝費等の費用が減少するが、前期の物件売却益がなくなるため、前期比3.5%減益を見込み、1口当たり分配金は4,500円となる見通し。 第33期(2022年4月期)は、住宅の繁忙期により前期予想比0.4%増益を見込み、1口当たり分配金は4,520円となる見通し。 住宅系REITの中でNAV倍率が低い点や資産規模が小さい点を本投資法人の課題と認識し、投資口価格の向上やポートフォリオの収益力を高めるため、物件入替えとスポンサー開発物件の取得、自己投資口の取得に取り組む予定。
第31期実績 | 第32期予想 | 前期比 | 第33期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 3,160百万円 | 3,113百万円 | ▲1.5% | 3,136百万円 | 0.7% |
当期利益 | 1,183百万円 | 1,142百万円 | ▲3.5% | 1,147百万円 | 0.4% |
1口当たり分配金 | 4,663円 | 4,500円 | ▲3.5% | 4,520円 | 0.4% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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