(2021/12/15)
スターツプロシード投資法人が、第32期(2021年10月期)決算を発表した。 第32期は、「プロシード新川」を取得、「プロシード本八幡」を売却した。物件売却益が増加する一方、修繕費や支払利息の増加、前期発生した補償金収入の反動減により、前期比2.1%減益、1口当たり分配金は4,563円となった。 期末のポートフォリオは106物件、資産規模(取得額合計)は884億円、有利子負債比率は50.6%。 第33期(2022年4月期)は、賃貸収益が増加、減価償却費が減少するが、前期の物件売却益がなくなるため、前期比0.9%減益を見込み、1口当たり分配金は4,520円となる見通し。 第34期(2022年10月期)1口当たり分配金も4,520円となる見通し。 住宅系REITの中で相対的にNAV倍率が低い点や資産規模が小さい点を本投資法人の課題と認識し、引き続き物件入替えとスポンサー開発物件の取得、自己投資口の取得等の施策に取り組む方針。
第32期実績 | 第33期予想 | 前期比 | 第34期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 3,177百万円 | 3,133百万円 | ▲1.4% | 3,121百万円 | ▲0.4% |
当期利益 | 1,157百万円 | 1,147百万円 | ▲0.9% | 1,147百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 4,563円 | 4,520円 | ▲0.9% | 4,520円 | 0.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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