(2016/04/15)
大和ハウス・レジデンシャル投資法人が、第20期(平成28年2月期)決算を発表した。第20期は「カスタリア京都西大路」を取得。修繕費が増加するも、前期に取得した物件の通期稼働や新規取得により、前期比1.0%増益。減価償却費の10%相当額として200百万円を内部留保より取り崩す一方、保有物件の1棟の不適合免震材料使用に対応する原状回復費として12百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は4,501円となった。期末のポートフォリオは142物件、資産規模(取得額合計)は2,563億円、有利子負債比率は54.8%。第21期(平成28年8月期)は、固都税が増加する一方、支払利息の減少により、前期比0.5%増益を見込む。減価償却費の10%相当額202百万円を内部留保より取り崩す一方、原状回復費として23百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は4,510円と前期を0.2%上回る見通し。なお、第22期(平成29年2月期)より大和ハウスリート投資法人を吸収合併する。
第20期実績 | 第21期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 9,662百万円 | 9,645百万円 | ▲0.2% |
当期利益 | 3,177百万円 | 3,192百万円 | 0.5% |
分配金総額 | 3,365百万円 | 3,372百万円 | 0.2% |
1口当たり分配金 | 4,501円 | 4,510円 | 0.2% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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