(2018/04/18)
大和ハウスリート投資法人が、第24期(平成30年2月期)決算を発表した。 第24期における物件取得はなし。前期に取得した物件が通期寄与するが、前期の物件売却益がなくなったため、前期比10.4%減益。のれん償却費相当額1,982百万円を一時差異等調整積立金より取り崩す一方、還付消費税相当額346百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は5,194円となった。 期末のポートフォリオは199物件、資産規模(取得額合計)は5,777億円、有利子負債比率(のれん含む)は41.4%と、前期から変動なし。 第25期(平成30年8月期)は、投資口の追加発行を行い、物流施設を中心に16物件を取得。これにより前期比5.8%増益を見込む。一時差異等調整積立金よりのれん償却費相当額1,982百万円を取崩すが、投資口数14%増加に伴い、1口当たり分配金は4,950円と前期を4.7%下回る見通し。有利子負債比率(のれん含む)は40.9%に低下。 第26期(平成31年2月期)は、前期に取得した物件の通期寄与、前期の投資口発行費がなくなること等により、前期予想比7.7%増益を見込む。一時差異等調整積立金より1,982百万円を取崩し、1口当たり分配金は5,250円と前期予想を6.1%上回る見通し。
第24期実績 | 第25期予想 | 前期比 | 第26期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 19,700百万円 | 22,073百万円 | 12.0% | 22,683百万円 | 2.8% |
当期利益 | 7,142百万円 | 7,556百万円 | 5.8% | 8,134百万円 | 7.6% |
分配金総額 | 8,777百万円 | 9,538百万円 | 8.7% | 10,116百万円 | 6.1% |
1口当たり分配金 | 5,194円 | 4,950円 | ▲4.7% | 5,250円 | 6.1% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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