(2019/02/08)
大和ハウスリート投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は1年ぶり。 発行口数は138,000口、オーバーアロットメントによる売出口数は10,000口。これにより発行後の投資口数は7.7%増の2,075,000口となる予定。 調達額は354億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 取得する物件は「Dプロジェクト北王子Ⅰ」等、物流施設8物件、商業施設3物件、ホテル1物件、保育園1物件の計13物件、取得額は計670億円。これによりポートフォリオ全体の規模は9.8%増の7,505億円となる。 これらに伴い、第27期(2019年8月期)業績予想を修正。上記13物件取得により、2018年10月に公表した業績予想に対し11.5%増益を見込む。一時差異等調整積立金よりのれん償却費相当額1,982百万円を取崩し、投資口数が増加するも、1口当たり分配金は5,170円と1.4%増加する見通し。 併せて第28期(2020年2月期)業績予想を発表。前期に取得する物件の通期稼働により、前期予想比4.7%増益を見込む。一時差異等調整積立金よりのれん償却費相当額1,982百万円を取崩し、1口当たり分配金は5,370円となる見通し。なお、固都税の影響を加味した巡航ベースの1口当たり予想分配金は3.3%増の5,270円となる見通し。 資産規模が7,500億円を達成することから、当面の中期目標として資産規模8,000億円を目指す。
第27期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 24,585百万円 | 22,804百万円 | 7.8% |
当期利益 | 8,747百万円 | 7,846百万円 | 11.5% |
分配金総額 | 10,729百万円 | 9,828百万円 | 9.2% |
1口当たり分配金 | 5,170円 | 5,100円 | 1.4% |
第28期予想 | (第27期予想) | 増減率 | |
営業収益 | 24,911百万円 | 24,585百万円 | 1.3% |
当期利益 | 9,161百万円 | 8,747百万円 | 4.7% |
分配金総額 | 11,143百万円 | 10,729百万円 | 3.9% |
1口当たり分配金 | 5,370円 | 5,170円 | 3.9% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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