(2022/11/21)
大和証券リビング投資法人が、第33期(2022年9月期)決算を発表した。 第33期は「グランカーサ清澄白河」を取得した。住宅の期中平均稼働率は97.9%と前期より0.2ポイント上昇、また賃料増額率も前期より上昇した。これらに伴い前期比0.7%増益。一時差異等調整積立金より153百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,180円と前期と同額となった。 期末のポートフォリオは240物件、資産規模(取得額合計)は3,456億円、有利子負債比率は51.4%。 第34期(2023年3月期)は、投資口の追加発行を行い「サニーライフ芝浦」等、8物件を取得する。これにより前期比3.5%増益を見込む。一時差異等調整積立金より156百万円を取崩し、投資口数が2.5%増加するも、1口当たり分配金は2,200円と前期より0.9%増となる見通し。 第35期(2023年9月期)は、グランカーサ緑地公園の一棟貸契約の終了による減収、固都税や修繕費の増加により、前期予想比2.5%減益を見込む。一時差異等調整積立金の取崩額を277百万円に増額し、1口当たり分配金は2,200円と前期予想と同額となる見通し。 引き続き外部成長を行い、1口当たり分配金2,250円を目指す。
第33期実績 | 第34期予想 | 前期比 | 第35期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 11,436百万円 | 11,723百万円 | 2.5% | 11,706百万円 | ▲0.1% |
当期利益 | 4,652百万円 | 4,816百万円 | 3.5% | 4,696百万円 | ▲2.5% |
分配金総額 | 4,806百万円 | 4,973百万円 | 3.5% | 4,973百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 2,180円 | 2,200円 | 0.9% | 2,200円 | 0.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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