(2023/10/02)
大和証券リビング投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は約1年ぶり。 発行口数は139,047口、オーバーアロットメントによる売出口数は6,953口。これにより発行後の投資口数は6.5%増の2,406,890口となる予定。 調達額は約160億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 新たに取得する物件は、「エルプレイス江坂Ⅱ」等住宅16物件、ヘルスケア施設3物件の計19物件、取得額は計453億円。 9月に17物件の売却を公表済であり、これら入替え後のポートフォリオ全体の規模は、9.5%増の3,977億円となる。 これに伴い第36期(2024年3月期)業績予想を修正。新規取得物件の賃貸収益、物件売却益1,149百万円が寄与し、5月に公表した業績予想に対し21%増益を見込む。物件売却益のうち315百万円を内部留保する一方、一時差異等調整積立金より79百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,300円と4.5%増となる見通し。 併せて第37期(2024年9月期)業績予想を発表した。新規取得物件が通期寄与する一方、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比13%減益を見込む。一時差異等調整積立金より517百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,300円と前期予想と同額となる見通し。 期末有利子負債比率は第36期及び第37期ともに51.3%を想定する。 また今後の1口当たり分配金の下限値を2,300円に設定し、不足する場合は内部留保を取り崩す方針。
第36期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 13,078百万円 | 11,866百万円 | 10.2% |
当期利益 | 5,772百万円 | 4,763百万円 | 21.2% |
分配金総額 | 5,535百万円 | 4,973百万円 | 11.3% |
1口当たり分配金 | 2,300円 | 2,200円 | 4.5% |
第37期予想 | (第36期予想) | 増減率 | |
営業収益 | 12,454百万円 | 13,078百万円 | ▲4.8% |
当期利益 | 5,018百万円 | 5,772百万円 | ▲13.1% |
分配金総額 | 5,535百万円 | 5,535百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 2,300円 | 2,300円 | 0.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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