投資法人みらいが第7期決算、投資口追加発行、3物件取得を発表

(2019/12/10)

投資法人みらいが、第7期（2019年10月期）決算を発表した。 第7期は、「MIUMIU神戸」の共有持分29％を売却。売却益364百万円が寄与し、前期比8.9％増益。投資口4分割により、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は1,563円となった。 期末のポートフォリオは29物件、資産規模（取得額合計）は1,431億円、有利子負債比率は48.8％。 併せて投資口の追加発行を行うことを発表。公募増資は1年ぶり。 発行口数は76,500口、オーバーアロットメントによる売出口数は4,100口。 これにより発行後の投資口数は5.1％増の1,662,240口となる予定。 調達額は46億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 新たに取得する物件は、港区のオフィスビル及び都市型商業施設、大田区の学校施設の3物件、取得額は計96.12億円。これによりポートフォリオ全体の規模は6.8％増の1,505億円となる。 第8期（2020年4月期）は、MIUMIU神戸の33％を売却。上記3物件の収益寄与、MIUMIU神戸の売却益418百万円が寄与し、前期比5.5％増益を見込む。投資口数が増加するも、1口当たり分配金は1,570円と前期を僅かに上回る見通し。 第9期（2020年10月期）は、MIUMIU神戸の残り38％を売却する。3物件の通期稼働、MIUMIU神戸の売却益484百万円により、前期予想比1.9％増益を見込み、1口当たり分配金は1,600円となる見通し。 なお、第8期末及び第9期末の有利子負債比率は47％半ばと、第7期末の48.8％より低下する見通し。