三菱地所物流リート投資法人が投資口追加発行、ロジクロス大阪等物流施設5物件を取得

(2020/08/13)

三菱地所物流リート投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は1年ぶり。 発行口数は40,500口、オーバーアロットメントによる売出口数は2,000口。これにより発行後の投資口数は13.9％増の348,315口となる予定。 調達額は178億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 取得する物件は「ロジクロス大阪」等、物流施設5物件、取得額は計284億円。これによりポートフォリオ全体の規模は25％増の1,421億円となる。有利子負債比率は29.4％から31.5％へ上昇する。 これらに伴い第9期（2021年2月期）業績予想を修正。上記5物件の収益が寄与し、4月に公表した業績予想に対し26.2％増益を見込み、投資口数が増加するも1口当たり利益分配金は10.8％増となる。減価償却費の30％相当額の利益超過分配を行い、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は6,520円となる見通し。 併せて第10期（2021年8月期）業績予想を発表。前期の投資口発行費用がなくなる一方、固都税の増加により、前期予想比3.1％減益を見込む。利益超過分配金を減価償却費の34％相当額に一時的に増額し、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は6,438円となる見通し。