(2021/04/19)
日本アコモデーションファンド投資法人が、第30期(2021年2月期)決算を発表した。 第30期は、「パークアクシス東陽町・親水公園」の持分35%を取得。また期中に投資口の追加発行を行い借入金を返済した。都心のシングルタイプを中心に需給が悪化し、平均稼働率が前期の96.8%から当期は96.4%へ低下、テナント入替えによる賃料変動率が前期の+6.7%から当期は+3.2%へ低下した。新規物件が寄与する一方、稼働率の低下による減収、原状回復費用の増加により前期比0.7%減益。投資口数が3.9%増加したが、内部留保より213百万円を取崩し、1口当たり分配金は10,080円と業績予想を維持した。 期末のポートフォリオは129物件、資産規模(取得額合計)は3,184億円、有利子負債比率は50.2%。 第31期(2021年8月期)は「パークキューブ大井町レジデンス」等4物件を取得する。平均稼働率は96.1%に低下することを想定。新規物件が寄与するが、繁忙期によるテナント入替費用等の増加により、前期比0.6%減益を見込む。内部留保より74百万円を取崩し、1口当たり分配金は9,750円と前期比3.3%減となる見通し。 第32期(2022年2月期)は、平均稼働率96.2%を想定。第31期に取得する物件の通期稼働、前期のテナント入替費用の減少により、前期予想比3.3%増益を見込み、1口当たり分配金は9,920円となる見通し。
第30期実績 | 第31期予想 | 前期比 | 第32期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 11,560百万円 | 11,875百万円 | 2.7% | 11,906百万円 | 0.3% |
当期利益 | 4,861百万円 | 4,834百万円 | ▲0.6% | 4,994百万円 | 3.3% |
分配金総額 | 5,074百万円 | 4,908百万円 | ▲3.3% | 4,994百万円 | 1.8% |
1口当たり分配金 | 10,080円 | 9,750円 | ▲3.3% | 9,920円 | 1.7% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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