(2024/03/15)
コンフォリア・レジデンシャル投資法人が、第27期(2024年1月期)決算を発表した。 第27期は、投資口の追加発行を行い、「コンフォリア高島平」等3物件を取得した。ポートフォリオの期中平均稼働率は97.0%と高い水準を維持、入替時の賃料変動率は6.4%と前期を上回った。前期の物件売却益がなくなったが、新規物件の収益や既存物件の稼働率上昇により、前期比0.9%増益。投資口数が2.8%増加するも、内部留保より108百万円を取崩し、1口当たり分配金は5,650円と0.5%増となった。 期末のポートフォリオは160物件、資産規模(取得額合計)は3,073億円、有利子負債比率は50.6%。 併せて「コンフォリア曳舟」等、住宅3物件を取得することを発表した。3物件の取得額は計50.16億円。 第28期(2024年7月期)は、「コンフォリア西荻北」等4物件を取得する。新規物件が寄与する一方、繁忙期に伴う既存物件のリーシング費用の増加を想定し、当期利益は前期と同水準を見込む。内部留保より113百万円を取崩し、1口当たり分配金は5,660円と0.2%増となる見通し。 第29期(2025年1月期)は、「コンフォリア上目黒」を取得する。前期に取得した物件の通期稼働や、既存物件の賃料増額により、前期予想比0.5%増益を見込む。内部留保より98百万円を取崩し、1口当たり分配金は5,670円と前期予想比0.2%増となる見通し。 中期目標であった巡航ベースの1口当たり利益5,500円、1口当たり分配金5,600円を達成した。今後は外部成長と内部成長の両輪で、資産規模4,000億円と更なる分配金の成長を目指す。
第27期実績 | 第28期予想 | 前期比 | 第29期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 10,664百万円 | 10,911百万円 | 2.3% | 11,036百万円 | 1.1% |
当期利益 | 4,173百万円 | 4,175百万円 | 0.0% | 4,198百万円 | 0.6% |
分配金総額 | 4,281百万円 | 4,289百万円 | 0.2% | 4,296百万円 | 0.2% |
1口当たり分配金 | 5,650円 | 5,660円 | 0.2% | 5,670円 | 0.2% |
<取得> | |||||
物件名称 | 所在地 | 取得金額 | 還元利回り | 売主 | |
コンフォリア曳舟 | 東京都墨田区 | 1,164百万円 | 3.70% | 三井住友トラスト・パナソニック・ ファイナンス(株) |
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コンフォリア西宮 | 兵庫県西宮市 | 1,782百万円 | 3.90% | 東急不動産(株) | |
コンフォリア上目黒 | 東京都目黒区 | 2,070百万円 | 3.50% | (株)アスコット | |
合 計 | 5,016百万円 |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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