(2018/12/14)
星野リゾート・リート投資法人が、第11期(2018年10月期)決算を発表した。 第11期は、投資口の追加発行を行い、短期借入金の返済、沖縄に開発するホテルのSPCへ出資を行った。前期に取得した物件の通期稼働、変動賃料の増加が寄与し、前期比8.2%増益、1口当たり分配金は12,796円となった。 期末のポートフォリオは56物件、資産規模(取得額合計)は1,467億円、有利子負債比率は32.2%、変動賃料割合は32.9%。 併せて「界アルプス」を取得することを発表した。物件は、長野県大町市にある、2017年竣工の旅館。総客室数48室。星野リゾート傘下となるホテル運営会社と、固定賃料+変動賃料の20年間の定期賃貸借契約を締結する。取得額は30.6億円。 第12期(2019年4月期)は、変動賃料の増加により、前期比1.0%増益を見込み、1口当たり分配金は12,918円となる見通し。変動賃料割合は35.3%を想定。 第13期(2019年10月期)は、変動賃料が減少する一方、賃貸事業費用の減少により、当期純利益は前期予想を同水準を見込み、1口当たり分配金は12,921円となる見通し。変動賃料割合は34.2%を想定。
第11期実績 | 第12期予想 | 前期比 | 第13期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 5,802百万円 | 5,893百万円 | 1.6% | 5,855百万円 | ▲0.6% |
当期利益 | 2,839百万円 | 2,866百万円 | 1.0% | 2,866百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 12,796円 | 12,918円 | 1.0% | 12,921円 | 0.0% |
物件名称 | 界 アルプス | ||||
所在地 | 長野県大町市平 | ||||
取得金額 | 3,060百万円 | ||||
鑑定NOI利回り | 5.8% | ||||
還元利回り | 5.4% | ||||
竣工時期 | 2017年8月1日 | ||||
取得日 | 2019年3月29日 | ||||
売主 | (有)浅間温泉ホテルマネジメント |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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