(2023/06/15)
星野リゾート・リート投資法人が、第20期(2023年4月期)決算を発表した。 第20期は、「コンフォートホテル高松」を取得。第20期の変動賃料算出期間は、売上連動物件が2021年10月~2022年9月、利益連動物件は2021年6月~2022年5月。星野リゾート運営物件の変動賃料の増加や補助金収入により、前期比19%増益。193百万円を内部留保とするも、1口当たり分配金は8,385円と前期比9.2%増となった。 期末のポートフォリオは67物件、資産規模(取得額合計)は1,911億円、有利子負債比率は36.7%。なお、変動賃料比率は17.1%と前期の13.6%より上昇。 第21期(2023年10月期)は、「ザ・ビー浅草」と「ホテルビスタ松山」を取得。第21期の変動賃料算出期間は、売上連動物件が2022年4月~2023年3月、利益連動物件が2021年12月~2022年11月。新規物件の収益や変動賃料の増加により、前期より増収となるが、前期の補助金収入がなくなるため、前期比8.3%減益を見込む。1口当たり分配金は8,400円と、内部留保を行った前期より0.2%増となる見通し。 第22期(2024年4月期)は、第22期の変動賃料算出期間は、売上連動物件が2022年10月~2023年9月、利益連動物件は2022年6月~2023年5月。星野リゾート運営物件で2023年1月以降労働力不足が発生し減収要因となる一方、外部運用物件の変動賃料の増加により、前期予想比2.4%増益を見込み、1口当たり分配金は8,600円となる見通し。 なお、星野リゾートにおける労働力不足は2024年春には解消する見込み。 引き続き中期目標である資産規模3,000億円、星野リゾートグループの運営物件の投資比率50%超を目指す。
第20期実績 | 第21期予想 | 前期比 | 第22期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 6,266百万円 | 6,408百万円 | 2.3% | 6,522百万円 | 1.8% |
当期利益 | 2,338百万円 | 2,144百万円 | ▲8.3% | 2,194百万円 | 2.3% |
1口当たり分配金 | 8,385円 | 8,400円 | 0.2% | 8,600円 | 2.4% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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