(2021/08/02)
イオンリート投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は2年ぶり。 発行口数は163,000口、オーバーアロットメントによる売出口数は8,150口。これにより発行後の投資口数は9.1%増の2,044,467口となる予定。 調達額は264億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 新たに取得する物件は、「イオンモール高崎」等、地方都市のイオンモール4物件、取得額は計502.35億円。これにより取得後のポートフォリオ全体の規模は13%増の4,470億円となる。 これらに伴い第18期(2022年1月期)業績予想を修正。上記4物件取得により、3月に公表した業績予想に対し10.6%増益を見込む。借地権償却費相当額149百万円を内部留保より取崩し、投資口数が増加するも、1口当たり分配金は3,315円と3.6%増となる見通し。 併せて第19期(2022年7月期)業績予想を公表。固都税の増加により、前期予想比0.2%減益を見込む。借地権償却費相当額69百万円を内部留保より取崩し、1口当たり分配金は3,270円となる見通し。
<取得> | |||||
物件名称 | 所在地 | 取得金額 | 還元利回り | 竣工時期 | 売主 |
イオンモール高崎 | 群馬県高崎市 | 17,164百万円 | 5.30% | 2006年10月16日 | 非開示 |
イオンモール成田 | 千葉県成田市 | 14,001百万円 | 4.70% | 2000年3月15日 | (同)ダブルオーシックス |
イオンモール新小松 | 石川県小松市 | 15,350百万円 | 6.40% | 2017年2月27日 | ASM2(同) |
イオンモール佐賀大和 | 佐賀県佐賀市 | 3,720百万円 | 6.20% | 2000年9月1日 | 非開示 |
合計 | 50,235百万円 | ||||
第18期予想 | (修正前) | 増減率 | |||
営業収益 | 19,890百万円 | 17,762百万円 | 12.0% | ||
当期利益 | 6,635百万円 | 5,999百万円 | 10.6% | ||
分配金総額 | 6,784百万円 | 5,999百万円 | 13.1% | ||
1口当たり分配金 | 3,315円 | 3,200円 | 3.6% | ||
第19期予想 | (第18期予想) | 増減率 | |||
営業収益 | 19,918百万円 | 19,890百万円 | 0.1% | ||
当期利益 | 6,621百万円 | 6,635百万円 | ▲0.2% | ||
分配金総額 | 6,690百万円 | 6,784百万円 | ▲1.4% | ||
1口当たり分配金 | 3,270円 | 3,315円 | ▲1.4% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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