(2022/09/14)
イオンリート投資法人が、第19期(2022年7月期)決算を発表した。 第19期における物件取得はなし。固都税の増加や地震に伴う損失を計上する一方、地震に伴う保険金収入やイオンモール大和郡山の土地収用補償金計上により、前期比3.4%増益。保険金収入等の特別損益差引き195百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は3,274円と前期比1.2%減となった。 期末のポートフォリオは47物件、資産規模(取得額合計)は4,470億円、有利子負債比率は41.2%。 第20期(2023年1月期)は、修繕費が減少する一方、前期の保険金収入がなくなるため、前期比3.9%減益を見込む。借地権償却費相当の67百万円を内部留保より取崩し、1口当たり分配金は3,270円となる見通し。 第21期(2023年7月期)は、賃貸収入の増加や修繕費の減少により、前期予想比0.1%増益を見込む。借地権償却費相当の67百万円を内部留保より取崩し、1口当たり分配金は3,270円と前期予想と同額となる見通し。 また中期目標を新たに策定した。資産規模目標を従来の5,000億円から6,000億円へ変更するとともに、1口当たり巡航分配金目標を従来の3,300円から3,600円とする。 なお、内部留保がなくなった場合を想定し、利益超過分配の方針を設定。一時的な減収や費用が発生した場合は、一時的に利益超過分配を実施し、分配金の安定を図る。
第19期実績 | 第20期予想 | 前期比 | 第21期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 20,121百万円 | 19,961百万円 | ▲0.8% | 19,976百万円 | 0.1% |
当期利益 | 6,889百万円 | 6,620百万円 | ▲3.9% | 6,627百万円 | 0.1% |
分配金総額 | 6,693百万円 | 6,687百万円 | ▲0.1% | 6,694百万円 | 0.1% |
1口当たり分配金 | 3,274円 | 3,270円 | ▲0.1% | 3,270円 | 0.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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