(2020/08/20)
マリモ地方創生リート投資法人が、第8期(2020年6月期)決算を発表した。 第8期は、投資口の追加発行を行い、「アルティザ淡路駅東」等、6物件を取得した。これにより前期比17.5%増益。投資口数が15.4%増加するも、1口当たり分配金は1.8%増加。減価償却費の27%相当額の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,494円となった。 期末のポートフォリオは31物件、資産規模(取得額合計)は299億円、有利子負債比率は48.5%。 コロナ禍の影響は、賃料ベースでポートフォリオ全体の27%相当の減額要請を受けたが、全体の3.6%で支払猶予やフリーレントの対応を実施し、業績への影響は限定的。 第9期(2020年12月期)は、前期に取得した物件の通期稼働により、前期比0.6%増益を見込む。1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,507円となる見通し。 第10期(2021年6月期)は、固都税の増加により、前期予想比2.2%減益を見込む。1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,464円となる見通し。
第8期実績 | 第9期予想 | 前期比 | 第10期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 1,265百万円 | 1,283百万円 | 1.4% | 1,283百万円 | 0.0% |
当期利益 | 467百万円 | 470百万円 | 0.6% | 460百万円 | ▲2.1% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
3,063円 | 3,082円 | 0.6% | 3,015円 | ▲2.2% |
1口当たり利益超過分配金 | 431円 | 425円 | ▲1.4% | 449円 | 5.6% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
3,494円 | 3,507円 | 0.4% | 3,464円 | ▲1.2% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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