(2023/08/17)
マリモ地方創生リート投資法人が、第14期(2023年6月期)決算を発表した。 第14期は、投資口の追加発行を行い「ホテルウィングインターナショナル飛騨高山」等、13物件を取得する一方、「アルティザ都筑中央公園」の残50%持分を売却した。ポートフォリオ全体の期中平均稼働率は98.7%と前期より1.0ポイント上昇した。新規物件の賃貸収益が寄与し、前期比20%増益。投資口数23.4%増により、1口当たり利益分配金は前期比2.8%減となったが、利益超過分配金を減価償却費の22%相当に増額し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,713円と前期比0.7%増となった。 期末のポートフォリオは52物件、資産規模(取得額合計)は501億円、有利子負債比率は48.6%。 第15期(2023年12月期)は、前期に取得した物件が通期寄与するが、前期の物件売却益がなくなるため、前期比14.2%減益を見込む。減価償却費の29%相当の利益超過分配を行うが、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,374円と前期比9.1%減となる見通し。 第16期(2024年6月期)は、固都税や修繕費の増加により、前期予想比5.9%減益を見込む。減価償却費の29%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,205円となる見通し。 資産規模500億円を達成したことで、新たな中期目標に資産規模1,000億円を掲げる。
第14期実績 | 第15期予想 | 前期比 | 第16期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 2,141百万円 | 2,096百万円 | ▲2.1% | 2,097百万円 | 0.0% |
当期利益 | 799百万円 | 686百万円 | ▲14.1% | 645百万円 | ▲6.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
3,370円 | 2,893円 | ▲14.2% | 2,722円 | ▲5.9% |
1口当たり利益超過分配金 | 343円 | 481円 | 40.2% | 483円 | 0.4% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
3,713円 | 3,374円 | ▲9.1% | 3,205円 | ▲5.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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