(2022/01/04)
マリモ地方創生リート投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は2年ぶり。 発行口数は38,158口、オーバーアロットメントによる売出口数は1,908口。これにより発行後の投資口数は26%増の192,746口となる予定。 調達額は50億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 新たに取得する物件は「アルティザ北通町」等住宅5物件、商業施設1物件、オフィスビル2物件の計8物件、取得額は計96億円。これにより公表済の物件売却と上記物件取得後のポートフォリオ全体の規模は30%増の395.5億円となる。また有利子負債比率は48.9%と、第10期(2021年6月期)末の49.2%より低下する見込み。 これらに伴い第12期(2022年6月期)業績予想を修正。上記8物件の賃貸収益が寄与し、11月に公表した業績予想に対し29%増益を見込む。投資口数が増加するも、1口当たり利益分配金は2.4%増となり、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,815円となる見通し。 併せて第13期(2022年12月期)業績予想を発表した。上記8物件の賃貸収益が通期寄与するが、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比11.6%減益を見込む。利益超過分配を前期予想より増額するも、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,529円と前期予想より7.5%減となる見通し。
第12期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 1,765百万円 | 1,387百万円 | 27.3% |
当期利益 | 674百万円 | 521百万円 | 29.4% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
3,499円 | 3,416円 | 2.4% |
1口当たり利益超過分配金 | 316円 | 390円 | ▲19.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
3,815円 | 3,806円 | 0.2% |
第13期予想 | (第12期予想) | 増減率 | |
営業収益 | 1,700百万円 | 1,765百万円 | ▲3.7% |
当期利益 | 596百万円 | 674百万円 | ▲11.6% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
3,095円 | 3,499円 | ▲11.5% |
1口当たり利益超過分配金 | 434円 | 316円 | 37.3% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
3,529円 | 3,815円 | ▲7.5% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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