(2017/10/17)
オリックス不動産投資法人が、第31期(平成29年8月期)決算を発表した。 第31期は、投資口の追加発行を行い「セントラム六本木ビル」を取得した。これにより賃貸収益は増加するが、前期の物件売却益がなくなったことにより、前期比4.9%減益、1口当たり分配金は3,230円となった。 期末のポートフォリオは110物件、資産規模(取得額合計)は6,348億円、有利子負債比率は43.6%。 第32期(平成30年2月期)は「ホテルリブマックス名古屋栄アネックス」を取得予定。またシーフォートスクエアの大口テナントが退去予定だが、新規テナントが決定し空室期間は発生しない見込み。セントラム六本木ビルが通期寄与する一方、修繕費や水光熱費の増加により、前期比2.2%減益、1口当たり分配金は3,160円となる見通し。 第33期(平成30年8月期)1口当たり分配金も3,160円となる見通し。
第31期実績 | 第32期予想 | 前期比 | 第33期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 22,484百万円 | 22,550百万円 | 0.3% | 22,678百万円 | 0.6% |
当期利益 | 8,657百万円 | 8,468百万円 | ▲2.2% | 8,468百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 3,230円 | 3,160円 | ▲2.2% | 3,160円 | 0.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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