(2023/01/20)
阪急阪神リート投資法人が、第35期(2022年11月期)決算を発表した。 第35期における物件取得はなし。ラグザ大阪と北野阪急ビルのホテル部分の固定賃料減額、前期の物件売却益の反動減となる一方、修繕費の減少により、前期比0.5%増益、1口当たり分配金は3,019円となった。 期末のポートフォリオは32物件、資産規模(取得額合計)は1,686億円、有利子負債比率は44.2%。 第36期(2023年5月期)は、「H-CUBE KITAAOYAMA」等都市型商業施設2物件を取得。これにより前期比1.8%増収となるが、商業施設のテナント退去、修繕費や管理委託費の増加により、前期比2.9%減益を見込み、1口当たり分配金は2,930円となる見通し。 第37期(2023年11月期)は、前期に取得した物件の通期稼働や、ホテルの変動賃料増加により、前期予想比2.0%増収となるが、修繕費や固都税の増加により、前期予想比1.0%減益を見込み、1口当たり分配金は2,900円となる見通し。 第38期(2024年5月期)以降は、阪急電鉄本社ビルの賃料増額、ホテル2物件の変動賃料増加によって、コロナ禍前の分配金水準3,100円の早期回復を目指す。
第35期実績 | 第36期予想 | 前期比 | 第37期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 5,679百万円 | 5,779百万円 | 1.8% | 5,894百万円 | 2.0% |
当期利益 | 2,098百万円 | 2,036百万円 | ▲3.0% | 2,016百万円 | ▲1.0% |
1口当たり分配金 | 3,019円 | 2,930円 | ▲2.9% | 2,900円 | ▲1.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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