(2022/06/14)
スターツプロシード投資法人が、第33期(2022年4月期)決算を発表した。 第33期は、「プロシード錦糸町2」を取得、「プロシード中野新橋」を売却した。期中平均稼働率は96.5%と前期より0.7ポイント上昇した。 賃貸収益及び物件売却益の増加により、前期比3.4%増益。1口当たり分配金は4,718円となった。 期末のポートフォリオは106物件、資産規模(取得額合計)は883億円、有利子負債比率は50.6%。 第34期(2022年10月期)は、「プロシード石川台」を取得。期中平均稼働率は96.2%と前期より0.3ポイント低下を想定。新規物件の収益が寄与するが、前期の物件売却益の反動減により、前期比3.6%減益を見込み、1口当たり分配金は4,550円となる見通し。 第35期(2023年4月期)は、期末稼働率96.5%と前期予想より0.3ポイント上昇する想定。前期に取得した物件の通期稼働等により、前期予想比0.4%増益を見込み、1口当たり分配金は4,570円となる見通し。 物件入替え等の施策によりNAV倍率は1倍を超える水準まで回復しているが、引き続き投資口価格の上昇及び資産規模の拡大を課題と認識し、物件入替えによるポートフォリオの質向上、スポンサー開発物件の取得、自己投資口取得等の余剰資金の活用に取り組む構え。
第33期実績 | 第34期予想 | 前期比 | 第35期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 3,224百万円 | 3,135百万円 | ▲2.8% | 3,165百万円 | 1.0% |
当期利益 | 1,197百万円 | 1,154百万円 | ▲3.6% | 1,159百万円 | 0.4% |
1口当たり分配金 | 4,718円 | 4,550円 | ▲3.6% | 4,570円 | 0.4% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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