(2023/06/14)
スターツプロシード投資法人が、第35期(2023年4月期)決算を発表した。 第35期は、投資口の追加発行を行い、「プロシード山下公園ザ・タワー」6物件を取得する一方、「プロシード柏トロワ」等3物件を売却した。物件売却益が減少したが、賃貸収益の増加により、前期比8.8%増益。内部留保より185百万円を取崩すが、投資口数11.3%増により、1口当たり分配金は5,667円と前期比5%減となった。 期末のポートフォリオは107物件、資産規模(取得額合計)は1,009億円、有利子負債比率は51.0%。 第36期(2023年10月期)は、物件売却益がなくなることや、前期に売却した物件の賃貸収益減少等により、前期比15.6%減益を見込む。内部留保より99百万円を取り崩すも、1口当たり分配金は4,580円と前期比19%減となる見通し。 第37期(2024年4月期)は、前期比0.5%増益を見込む。なお、第37期より継続的に利益超過分配を開始する。1口当たり331円の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は4,580円となる見通し。 資産規模1,000億円を達成したことから、引き続き物件入替えによってポートフォリオの質向上を図りながら、スターツグループのパイプラインを活用し、資産規模1,500億円を目指す。
第35期実績 | 第36期予想 | 前期比 | 第37期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 3,676百万円 | 3,489百万円 | ▲5.1% | 3,523百万円 | 1.0% |
当期利益 | 1,415百万円 | 1,194百万円 | ▲15.6% | 1,200百万円 | 0.5% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
5,667円 | 4,580円 | ▲19.2% | 4,249円 | ▲7.2% |
1口当たり利益超過分配金 | 0円 | 0円 | - | 331円 | - |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
5,667円 | 4,580円 | ▲19.2% | 4,580円 | 0.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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