(2018/03/14)
コンフォリア・レジデンシャル投資法人が、第15期(平成30年1月期)決算を発表。 第15期は「コンフォリア芝浦」を取得。これによる賃貸収益や既存物件の稼働率上昇及び賃料増額改定が寄与し、前期比2.5%増益。内部留保より24百万円を取崩し、1口当たり分配金は4,788円と前期を2.3%上回った。 期末のポートフォリオは111物件、資産規模(取得額合計)は1,885億円、有利子負債比率は50.8%。 併せて、都内のレジデンス3物件を取得、横浜のレジデンス1物件を売却することを発表。これにより資産規模は2,017億円となり、中期目標である2,000億円を達成する。 第16期(平成30年7月期)は、投資口の追加発行を行い、レジデンス4物件を取得済。今回発表と併せ、新規7物件の賃貸収益、物件売却益220百万円が寄与し、前期比10.8%増益を見込む。売却益のうち一部を内部留保とし、投資口数が4.1%増加するも1口当たり分配金は4,810円と前期を0.5%上回る見通し。 第17期(平成31年1月期)は、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比5.4%減益を見込むが、内部留保より34百万円を取崩し、1口当たり分配金は4,830円と前期予想を0.4%上回る見通し。 今後の中期的な目標として、資産規模3,000億円、1口当たり巡航分配金5,000円を目指す。
第15期実績 | 第16期予想 | 前期比 | 第17期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 7,357百万円 | 7,881百万円 | 7.1% | 7,684百万円 | ▲2.5% |
当期利益 | 2,674百万円 | 2,962百万円 | 10.8% | 2,801百万円 | ▲5.4% |
分配金総額 | 2,698百万円 | 2,823百万円 | 4.6% | 2,835百万円 | 0.4% |
1口当たり分配金 | 4,788円 | 4,810円 | 0.5% | 4,830円 | 0.4% |
<取得> | |||||
物件名称 | 所在地 | 取得金額 | 還元利回り | 鑑定NOI利回り | 売主 |
コンフォリア赤羽岩淵 | 東京都北区 | 2,500百万円 | 4.30% | 4.73% | 非開示 |
コンフォリア両国トロワ | 東京都墨田区 | 1,660百万円 | 4.20% | 4.45% | 非開示 |
コンフォリア新宿 | 東京都新宿区 | 2,150百万円 | 3.90% | 4.35% | 非開示 |
合計 | 6,310百万円 | ||||
<売却> | |||||
物件名称 | 所在地 | 売却額 | 簿価 | 差額 (売却額-簿価) |
売却先 |
コンフォリア横濱関内 | 神奈川県横浜市 | 1,200百万円 | 929百万円 | 271百万円 | 非開示 |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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