(2020/03/16)
コンフォリア・レジデンシャル投資法人が、第19期(2020年1月期)決算を発表した。 第19期は「コンフォリア銀座EAST弐番館」を取得する一方、「コンフォリア新栄」を売却した。前期に取得した物件の通期稼働、既存物件の賃料上昇、物件売却益の増加により、前期比3.3%増益。物件売却益211百万円のうち172百万円を内部留保するも、1口当たり分配金は5,295円と前期比2.2%増となった。 期末のポートフォリオは126物件、資産規模(取得額合計)は2,266億円、有利子負債比率は50.0%。 併せて大田区の住宅を取得することを発表した。物件は、地下鉄西馬込駅より徒歩4分に位置する、2015年竣工、6階建の単身者向けマンション。取得額は13.3億円。 第20期(2020年7月期)は、投資口の追加発行を行い、上記の物件含め7物件を取得する。これにより賃貸収益は増加するが、前期の物件売却益の反動減により、前期比1.7%減益を見込む。内部留保より42百万円を取り崩すが、投資口数4.8%増により、1口当たり分配金は5,280円と前期比0.3%減となる見通し。 第21期(2021年1月期)は、第20期に取得した物件の通期稼働が寄与し、前期予想比0.1%増益を見込む。内部留保より51百万円を取崩し、1口当たり分配金は5,300円となる見通し。 1口当たり巡航分配金は5,100円を達成したことから、引き続き今後2~3年の間に中期目標である1口当たり巡航分配金5,500円を目指す。
第19期実績 | 第20期予想 | 前期比 | 第21期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 8,790百万円 | 9,028百万円 | 2.7% | 9,018百万円 | ▲0.1% |
当期利益 | 3,562百万円 | 3,503百万円 | ▲1.7% | 3,507百万円 | 0.1% |
分配金総額 | 3,393百万円 | 3,546百万円 | 4.5% | 3,559百万円 | 0.4% |
1口当たり分配金 | 5,295円 | 5,280円 | ▲0.3% | 5,300円 | 0.4% |
<取得> | |||||
物件名称 | コンフォリア西馬込HILLSIDE | ||||
所在地 | 東京都大田区西馬込 | ||||
取得金額 | 1,330百万円 | ||||
鑑定NOI利回り | 4.3% | ||||
還元利回り | 3.9% | ||||
竣工時期 | 2015年7月1日 | ||||
取得日 | 2020年3月30日 | ||||
売主 | 非開示 |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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