(2020/04/14)
ヒューリックリート投資法人が、第12期(2020年2月期)決算を発表した。 第12期は、投資口の追加発行を行い「ヒューリック浅草橋ビル」等6物件を取得。これに伴い前期比6.2%増益となった。投資口数が4.9%増加するも、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,532円と前期比1.3%増となった。 期末のポートフォリオは55物件、資産規模(取得額合計)は3,321億円、有利子負債比率は43.9%。 第13期(2020年8月期)は、ヒューリック築地三丁目ビル等、4物件を取得する一方、ゲートシティ大崎を売却。これによる賃貸収益の増加、物件売却益504百万円計上により、前期比8.2%増益を見込む。なお、期中に投資口の追加発行を行う前提で業績予想を発表。投資口数6.7%増加を想定し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,582円となる見通し。増資後の有利子負債比率は約43%程度を想定。なお、投資口の追加発行を行わない場合、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,772円となる見通し。 第14期(2021年2月期)は、前期の物件売却益の反動減により、前期予想比2.8%減益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,482円となる見通し。第13期に投資口の追加発行を行わない場合、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,632円となる見通し。
第12期実績 | 第13期予想 | 前期比 | 第14期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 9,642百万円 | 10,618百万円 | 10.1% | 10,205百万円 | ▲3.9% |
当期利益 | 4,633百万円 | 5,012百万円 | 8.2% | 4,872百万円 | ▲2.8% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
3,531円 | 3,580円 | 1.4% | 3,480円 | ▲2.8% |
1口当たり利益超過 分配金 |
1円 | 2円 | 100.0% | 2円 | 0.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
3,532円 | 3,582円 | 1.4% | 3,482円 | ▲2.8% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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