(2020/03/13)
スターツプロシード投資法人が、大阪に保有する賃貸マンション3物件を売却する。 稼働率の低下や修繕費の増加、また売却額が簿価を上回り含み益を実現できることから売却を決定した。3物件の売却額は計58億円。 これに伴い、第29期(2020年4月期)及び第30期(2020年10月期)業績予想を修正した。 第29期は、プロシード北堀江の売却益539百万円により、12月に公表した業績予想に対し46.7%増益を見込む。売却益のうち400百万円を内部留保とするも、1口当たり分配金は5,024円と11.6%増となる見通し。 第30期は、プロシード西長堀とプロシード京橋の売却益235百万円により、前回予想比13.7%増益を見込む。売却益を全て分配することにより、1口当たり分配金は5,062円となる見通し。 なお、売却代金は今後の物件取得に充当する予定。
<売却> | |||||
物件名称 | 所在地 | 売却額 | 簿価 | 差額 (売却額-簿価) |
売却先 |
プロシード北堀江 | 大阪府西区北堀江 | 2,451百万円 | 1,896百万円 | 555百万円 | 非開示 |
プロシード西長堀 | 大阪市西区新町 | 1,050百万円 | 976百万円 | 74百万円 | 非開示 |
プロシード京橋 | 大阪市都島区都島南通 | 2,300百万円 | 2,108百万円 | 192百万円 | 非開示 |
合計 | 5,801百万円 | 4,980百万円 | 821百万円 | ||
第29期予想 | (修正前) | 増減率 | |||
営業収益 | 3,655百万円 | 3,128百万円 | 16.8% | ||
当期利益 | 1,674百万円 | 1,142百万円 | 46.6% | ||
分配金総額 | 1,274百万円 | 1,142百万円 | 11.6% | ||
1口当たり分配金 | 5,024円 | 4,500円 | 11.6% | ||
第29期予想 | (修正前) | 増減率 | |||
営業収益 | 3,197百万円 | 3,095百万円 | 3.3% | ||
当期利益 | 1,284百万円 | 1,129百万円 | 13.7% | ||
1口当たり分配金 | 5,062円 | 4,450円 | 13.8% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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