(2019/03/14)
東急リアル・エステート投資法人が、第31期(2019年1月期)決算を発表した。 第31期は「ルーシッドスクエア恵比寿」「REVE中目黒(底地)」を取得、「TOKYU REIT木場ビル」を売却した。新規物件取得による収益や東急虎ノ門ビルのフリーレント終了、物件売却益316百万円が寄与し、前期比13.1%増益、1口当たり分配金は3,099円となった。 期末のポートフォリオは30物件、資産規模(取得額合計)は2,251億円、有利子負債比率は42.5%。 第32期(2019年7月期)は、前期に引き続き物件入替えを行う。「渋谷道玄坂ビル」「東急番町ビル」を取得する一方、「カレイド渋谷宮益坂」を売却する。これにより賃貸収入は増加するが、修繕費や固都税の増加、物件売却益の減少により、前期比8.7%減益を見込む。TOKYU REIT新宿ビルの外壁改修工事相当額50百万円を内部留保より取崩し、1口当たり分配金は2,880円となる見通し。 第33期(2020年1月期)は、前期の物件売却益がなくなる一方、前期に取得した物件の通期稼働や、世田谷ビジネススクエアのフリーレント終了等により、前期比2.1%増益を見込む。TOKYU REIT第2新宿のビルの外壁改修工事相当額60百万円を内部留保より取崩し、1口当たり分配金は2,950円となる見通し。 なお、有利子負債比率は第32期末及び第33期末ともに41.6%を想定。
第31期実績 | 第32期予想 | 前期比 | 第33期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 7,523百万円 | 7,371百万円 | ▲2.0% | 7,419百万円 | 0.7% |
当期利益 | 3,029百万円 | 2,766百万円 | ▲8.7% | 2,824百万円 | 2.1% |
分配金総額 | 3,029百万円 | 2,816百万円 | ▲7.0% | 2,884百万円 | 2.4% |
1口当たり分配金 | 3,099円 | 2,880円 | ▲7.1% | 2,950円 | 2.4% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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